プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/10/04 15:08  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円1005


=======================================
129円割れまで売られた後、一気に131円台まで買われる
=======================================
デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

週末のユーロは129円後半で寄り付き、 東京時間からロンドン時間にかけては同水準で揉み合いました。 NY市場の寄り付き直後に急落し、その日の安値128.99円をつけました。 しかし、すぐさま買い戻され、今度は逆に一気に買われ、日付の替わる頃にその日の高値131.24円まで値を上げました。 引けにかけては売り物に押されて130円台後半で横這い、そのまま週末を迎えました。      

2. マーケット分析

テクニカル分析:      
長期の指標は雲の下で取引されてきており、長期的に弱気です。中期の指標も弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が132.67円にあって、相場の上値を押さえ込んでいます。 価格的には、129円割れと、これまでの目先の安値を更新しましたが買い戻しも大きく、目先的に底打ちの価格パターンが示現しており、足元的には売りから入れません。

サイクル分析:     
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは9月中旬に始まったサイクルが9月下旬の135円半ばでサイクル高値を付けて、10月上旬から中旬にかけてサイクルボトムを模索するシナリオです(132.50円を超えてこないことが前提です)。

ボティリティ分析:  
先週は、20日間のボラティリティが、11%台まで上昇する局面もありましたが、週末にかけては再び低下し、引き続き60日間のボラティリティを下回ったままで、現時点では大きなトレンドにつながっていません。

今日の方針:

基本的には戻り売りですが、週末に、価格的に底打ちのパターンが示現していますので、足元的には売りから入れません。 どこまで、反発するかを見極めたいと思います。

方針1:130円を切ってきましたので、129.80円で追撃の売りをしました。129.20円で利益確定をしました。
方針2: 目先的にどこまで反発するかを見極めます。
追撃ポイント:特にありません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。