2010/10/15 05:35 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、10月の消費者物価指数大幅に上昇
昨日、民間のThe Melbourne Institute Survey が行った10月のConsumer Inflationary Expectationsは、9月の3.1%から3.8%へ大幅な上昇をしました。特に9月の雇用の強さが大きく影響しています。また、オーストラリア中央銀行がインフレ率をターゲットとしている2−3%の範囲内に収めることが出来ると期待している人の割合は、先月の19%から15.1%に低下しています。
Melbourne Instituteのリサーチ フェローの Michael Chua氏は、
(1)調査対象だった多くの人は、1年以内に消費者物価が10%以上上昇すると考えている。
(2)一方で、経営者や金融のプロたちのインフレ期待値は先月の3.4%から3.3%にて減少している。
(3)このように将来のインフレ率を巡ってはかなりバラツキが出ている。
とコメントしています。
公式の消費者物価指数は、2010年第2四半期は0.6%でしたが、今月末に発表される2010年第3四半期の消費者物価指数は、市場の事前の予想値は1%となっています。
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One comment on “豪、10月の消費者物価指数大幅に上昇”
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蠢動し始めたか・?・・・