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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/10/04 14:57  | 豪ドル/ドル |  コメント(0)

豪ドル/米ドル1005


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一時、0.85ドル台まで下げた後、0.86ドル台まで買われる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

週末のAUDは0.86ドル後半で寄り付き(高値0.8715ドル)、 東京時間では同水準で揉み合いました。 ロンドン時間では売られて下値を試し、NYの寄り付きにその日の安値0.8565ドルまで値を下げました。 しかし、その後は、急反発し、逆に日付の替わる頃に0.86ドル台後半まで買われました。 引けにかけては、再び売り物に押されて、0.86ドル台半ばで取引を終了しました。  

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の上にあり、基本的には強気です。 中期の指標は強気を支持しています。 また、目先の強弱を判断する線が0.8548ドルにあって、週末はまさしくこの水準で下支えされました。 価格的には、先週に目先の高値0.88ドルを更新した後、0.85ドル台まで下落しており、場合によっては、高値を形成したのではないかと考えています(目先の強弱を判断をする線を下回ればこれを確認です)

サイクル分析:     
30−40日サイクルは、上図のように赤の線、青の線の両睨みで考えています。赤の線は、9月中旬から始まったサイクルは、現在も高値を形成中であるとの見方をしています。 一方で、青の線は先週の0.88ドルで、このサイクルの高値を付けたのではないかとの見方です。 目先の強弱を判断する線のある0.85ドルを切ってくるようであればこれを確認できます。

ボラティリティ分析:  
先週は、20日間のボラティリティが60日間のボラティリティを超えて15%台まで上昇する局面もありましたが(新高値更新と合致しています)、 週末にかけては失速して再び60日間のボラティリティの水準まで低下しています。 今後、再び、上昇するのか、引き続き低下して、この水準で揉み合うのかに注目したいと思います。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線のある0.8550ドルを維持できるかどうかに注目したいと思います。維持できるようであれば、押し目買いです。 できないようであれば戻り売りが優勢になってきます。

方針1:0.8730ドルで買ったポジションを0.86ドルで損切りしました。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。

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