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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/10/02 06:55  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円1002


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131円台後半から130円台前半まで売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは131円後半で寄り付き(高値131.82円)、 東京時間では131円台半ばまで値を下げた後、揉み合いました。 ロンドン時間からNY時間にかけては、ほぼ一直線的に売られて、日介の替わる頃にその日の安値130.12円まで値を下げました。 引けにかけては、やや買い戻されて、現在は130円台半ばで取引されています。          

2. マーケット分析

テクニカル分析:      
長期の指標は雲の下で取引されてきており、長期的に弱気です。  中期の指標も弱気を支持しています。 目先の強弱を判断する線が132.67円にあって、相場の上値を押さえ込んでいます。 価格的には、心理的な節目である130円で支持されるかどうかに注目したいと思いますが、基本姿勢は戻り売りです。

サイクル分析:     
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは、9月中旬に始まったサイクルが9月下旬の135円半ばでサイクル高値を付けて、10月上旬から中旬にかけてサイクルボトムを模索するシナリオです。

ボティリティ分析:  
先々週まで7%台まで低下傾向にあった20日間のボラティリティが、先週から反発し始め、11%台まで回復してきました。 しかし、引き続き60日間のボラティリティを下回っており、現時点では大きなトレンドにつながっていません。

今日の方針:

再び、131.80円で戻り売りをしました。

方針1:131.80円で売りました。 130.30円で利益を確定しました。
方針2: 戻り売りの目標は、131.70円です。133円を超えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:130円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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