プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/10/01 06:57  | ドル/円 |  コメント(0)

米ドル/円101


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90円台半ば近くまで買われた後、89円台に売り込まれる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のドルは、90円台前半で寄り付き、東京時間では買われて上値を試し、その日の高値90.41円をつけました。 しかし、その水準では売り物に押されて、逆に89円台後半まで売られて、その後は揉み合いました。 ロンドン時間でも引き続き弱含みとなり、NYの寄り付きにその日の安値89.31円まで値を下げました。 NY時間では89円台半ばで横這い状態となり、現在も同水準で取引されています。 

2.マーケット 分析

テクニカル分析:      
長期的な指標が、雲の下限を抜けてきており、長期的な指標は弱気転換したままです。中期的指標も弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が91.39円にあって、相場の上値を押さえ込んでおり、弱気を支持しています。価格的には、次第に上値が重くなってきています。

サイクル分析:       
30−40日サイクル的には、上の図のように赤の線と青の線の両睨みですが、青のサイクル線の方が優勢になってきました。 この考えにしたがえば、今後、10月の上旬から中旬にかけてドルは更に売られる展開を予想します。

ボラティリティ分析: 
ボラティリティ チャートを見ますと、先々週までは20日間のボラティリティが7%台から10%台に乗せてきました。 それでも、引き続き60日間のボラティリティを下回っており、大きなトレンドを形成することを示唆するまでに至っていません。

3.今日の方針

今週末のG7ミーティングを前に、市場はやや神経質になってきていますが、テクニカル的には戻り売り優勢になってきました。

方針1:戻り売りの目標は、89.80円です。 91円を超えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。

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