2016/07/20 05:41 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、2016年第2四半期の住宅価格は3.7%下落
昨日、民間のAIGが発表した豪の2016年第2四半期の住宅価格は前期比3.7%下落しましたが、前年同期比では2.1%の下落に留まっています。 下落の主な理由は東海岸の主要都市の住宅価格が4.3%下落した事が影響しています。特にメルボルンが7.4%下落し、キャンベラが5.7%下落しています。
一方で、地方の住宅価格は1.9%上昇しています。 西海岸のパースが3.2%上昇、北のダーウィンが2.9%上昇、南の島タズマニア州の州都ホバートが2.2%上昇しています。
HIA のエコノミストGeordan Murray氏は
(1) 今回の数字は、2016年第1四半期に上昇した分の反動が出た形になっている。また、今回は、主要都市が下落する中、地方都市が上昇している事は特筆すべきことである。このことは主要都市が割高になる中、地方都市に割安感が出ている事が背景にあると思われる。
(2) 西オーストラリアでは、鉱山関連のリストラが一巡していることと、この地域の賃金の上昇と人口増が住宅価格を押し上げている。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
One comment on “豪、2016年第2四半期の住宅価格は3.7%下落”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
クロコダイルさんが待ちにまった
今ひとつ、理論としてはすっきりしませんが、
日本でおきた事は豪でもおきる?