プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/09/30 06:58  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円930


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132円手前まで買われるも、現在は131円を挟んだ動き
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは131円半ばで寄り付き、 東京時間では、じり高の展開となり上値を試しました。ロンドンの寄り付きにその日の高値131.79円をつけましたが、その後は一気にその日の安値130.69円まで値を下げました。 ロンドン時間では130円台後半で揉み合っていましたが、NYでは買い戻されて、現在は131円台前半の取引となっています。     

2. マーケット分析

テクニカル分析:      
長期の指標は雲の下で取引されてきており、長期的に弱気です。  中期の指標も弱気を支持しています。 目先の強弱を判断する線が132.94円にあって、相場の上値を押さえこんでいます、基本的には戻り売りの姿勢で臨みたいと思います。

サイクル分析:     
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 これは、8月中旬に始まったサイクルは、9月中旬の131円近辺でサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りをし、先週初の135円半ばでサイクル高値を付けて、10月上旬から中旬にかけてサイクルボトムを模索するのではないかと考えています。

ボティリティ分析:  
先々週まで7%台まで低下傾向にあった20日間のボラティリティが、先週から反発し始め、11%台まで回復してきました。 しかし、引き続き60日間のボラティリティを下回っており、現時点では大きなトレンドにつながることを示唆していません。

今日の方針:

基本的には、目先の強弱を判断する線を損切り線として、戻り売りです。

方針1:131.70円で売りました。131.20円で利益を確定しました。
方針2: 戻り売りの目標は、131.80円です。133円を超えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:特に考えていません。

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