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１０,１００円を挟んだ動きに終始
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

1.前日の動き

昨日の日経平均は、前日に海外市場で買われたことを受けて前日比高い水準で寄り付きました（１０，０８９円）。　寄り付き後は、売り買いが交錯し神経質な展開でしたが（高値１０，１２５円）、午後からは売り物に押される形で下値を試しました。　引け前にその日の安値１０，０５９円をつけたものの、引けでは買われて１０，１００円ちょうどで取引を終えました。　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　　　
長期の指標は雲の中にあります（中立です）。　中期の指標は弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が１０，３６９円にあって、　上値を押さえこんでいます。　価格的には、前日の値段の範囲内で取引されており、次の展開待ちの状態です（上離れ、下離れ、いずれにせよ離れたほうにつく）。

サイクル分析：　　　　　
３０−４０日サイクルは、上図の線ように赤の線、青の線両睨みで考えています。　いずれのサイクル線も目先的には、下値模索する展開となりそうです。　赤の線では９下旬にサイクルボトムを迎えることになり、今の時間帯は売り込むことはできません。　一方で、青の線では１０月中旬にかけて更に下値を模索する展開を予想しています。

ボラティリティ分析：　　
２０日間のボラティリティと６０日間のボラティリティが共に、２２％近辺で横這い状態になっており、膠着していましたが、今週に入って動きが出始め、２０日間のボラティリティは、60日間のボラティリティを上回ってきました。　従って、今後は、トレンドが発生する可能性が出てきています。

３．今日の方針

基本的には、まだ弱気ですが、サイクル的にボトムをつける可能性があります。　また、心理的な節目である１０，０００円では、一旦、下げ止まっており、この水準での売りは控えます。

方針１：１０，０００円を損切り線として押し目買いをするのか、目先の強弱を判断する線を損切り線として戻り売りをするのかを、ここ一両日で見極めたいと思いますが、昨日の動きでは判断できませんでした。
方針２：中立です。
追撃ポイント：特に考えていませんが、離れたほうにつく方針です。