2009/09/29 07:14 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円929
一時、88円台前半まで売られる
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デイリー チャート
昨日のドルは、89円台半ばで寄り付き、東京時間では、一気にその日の安値88.24円まで急落しましたが、すかさず買い戻しが入り、89円台前半まで値を戻して、その後は揉み合いました。 ロンドン時間も同様の展開が続きましたが、NYの寄付に瞬間的に買われてその日の高値89.69まで買われました。 しかし、すぐに元の水準に引き戻され、現在は89円台半ばでの取引となっています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標が、雲の下限を抜けてきており、長期的な指標は弱気転換したままです。中期的指標も弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が91.64円にあって、相場の上値を押さえこんでおり、弱気を支持しています。 価格的には、昨日の値動きで目先的に底打ちしたパターンが示現しています。
サイクル分析:
30−40日サイクル的には、上の図のように赤の線と青の線の両睨みです。赤の線の場合では9月末にサイクルボトムを迎えるので、この時間帯からは売りから入ることができません。 一方で青の線では、今後、10月の上旬から中旬にかけてドルは更に売られる展開を予想します。
ボラティリティ分析:
ボラティリティ チャートを見ますと、先々週までは20日間のボラティリティが7%台で取引されていましたが、 先週あたりから上昇し始めています。 今週に入って一気に動きが出てきましたが、引け値ベースでは、相変わらず前日の水準とさほど変わらない状態となっています。
3.今日の方針
昨日の値動きで、目先的に底打ち感が出ています。一方で、心理的な節目である90円が上値を押さえこむ形になっており、どちらにも動きづらい状態になっています。
方針1:89.80円の売りを89.50円で利益を確定しました。
方針2:中立です。
追撃ポイント:90円を超えてくれば、追撃の買い、88円を切ってくるようであれば追撃の売りの両睨みです。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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