2016/03/10 05:57 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2月の消費者センチメントは2.2%下落
昨日、民間のWestpac-Melbourne Institute が発表した2月の豪のConsumer Sentimentインデックスは2.2%下落し、99.1ポイントでした。この指数は、100ポイントを越えると消費者センチメントが楽観的であることを示し、100ポイント以下では消費者センチメントが悲観的であることを示しています。
内訳としては、5項目中3項目で下落し、特に家計のファイナンス(借り入れ)が前年比8.2%下落し、続いて家計支出が同じく6.6%下落しています。
Westpac のチーフ エコノミストBill Evans氏は
(1) 豪の消費者は海外の経済状況には、それほど懸念を持っていない。 寧ろ、国内経済動向と来年度の予算案やそれに伴う税金に関心があるようだ。
(2) また、消費者は、ここにきて消費に対してより保守的になっており、貯蓄水準は2011年のギリシャ危機以来の高い水準となっている。
(3) 今後の見通しについては、消費者センチメントはまだら模様であり、今後12か月に対するセンチメントは8.2%増加する一方で、 今後5年先の見通しについては2.5%下落している。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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