2016/03/09 05:51 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2月のビジネス コンディションは3ポイント上昇
昨日、民間のNAB(National Australia Bank)が発表した2月の豪のビジネス 信頼感指数は前月を変わらない+3ポイントでしたが、 ビジネスの現状を示すビジネス コンディションは1月に2ポイント下落していましたが、2月は3ポイント上昇して+8ポイントとなりました。
地域別では、鉱山関連産業の依存の高い西オーストラリアとクイーンズランド州で改善し、一方でNSW(ニュー サウス ウェルズ州)と南オーストラリア州では、改善の度合いが緩やかとなっています。
NAB のエコノミストAlan Oster 氏は
(1) 2月のビジネス コンディションが回復した事で、非鉱山部門のビジネスが、まだ失速していないことが確認できた。 また、水準自体も過去の平均値である5ポイントを上回っており、豪経済がまだ失速していないことを裏付けている。
(2) 世界的な経済が不安定な中、豪経済が比較的堅調なのは、RBAによる低金利政策と、為替市場における豪ドル安によって国際価格競争力がある事が背景にある。
(3) 今後の豪経済については+3%を若干下回る経済成長を見込んでいるが、景気下振れ要因としては海外の経済動向が挙げられる。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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