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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/09/29 07:02  | ユーロ/ドル |  コメント(0)

ユーロ/米ドル929


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一時、1.45ドル台まで売られ、買い戻されるも上値は重く
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のEURは、1.47ドル台前半で寄り付き(高値1.4723ドル)、東京時間では一気に1.45ドル台まで値を下げ、お昼頃にその日の安値1.4563ドルまで値を下げました。午後からロンドン時間そしてNY時間にかけては戻り歩調をたどり、1.46ドル台半ばまで買い戻される局面もありましたが、引けにかけては再び売り物に押されて、現在は1.46ドル近辺で取引されています。        

2.チャート分析

テクニカル分析:    
長期の指標は雲の上にあり、強気を維持しています。 中期の指標も引き続き強気を支持しています。 目先の強弱を判断する線は1.4508ドルにあって、相場を下支えしています。これまでの上昇トレンドを壊してきており、今後は、調整局面入りをしそうです。

サイクル分析:       
30−40日サイクルは上図の通りです。 この考えは、8月中旬から始まったサイクルは、9月上旬の1.42ドルでサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りをし、9月の中旬の1.48ドル近辺でサイクル高値をつけ、今後は、10月の上旬から中旬にかけてサイクルボトムを模索するのではないかと考えています。

ボラティリティ 分析:   
ボラティリティ チャートを見ますと  先週まで8%台まで低下傾向にあった20日間のボラティリティが、先週末には跳ね上がり、60日間間のボラティリティの水準まで上昇しました。 これは、これまでの相場の流れが転換点に差し掛かっていることを示唆しています。 今回のケースでは、相場が目先の高値を付けて、調整局面入りをするのではないかと考えます。

3.今日の方針

方針 1:1.4720ドルの買いを1.4680ドルで損切りしました。
方針 2:テクニカル的には、まだ、押し目買いですが、サイクル的には、今後、下値を模索しそうですですの買えません。
追撃ポイント: 特に考えていません

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