2016/01/19 05:29 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、12月のインフレ率は+0.2%
昨日、民間のTD Securities/Melbourne Instituteが発表した2015年12月の消費者物価は、11月の+0.1%n続いて+0.2%でした。 これによって前年同月比では+2%と2014年11月以来、初めてインフレ率がRBAの中期的目標レンジである2~3%まで上昇しました。
内訳としては、旅行、宿泊代、肉、魚、野菜などの食料品が上昇し、その一方で、ガソリンや飲料水の価格が下落しています。
TDのAsia Pacific research のヘッドAnnette Beacher氏は
(1) 豪ドル安が輸入物価を引き上げる一方で、国内の緩やかな物価下げ圧力によって国内物価はバランスが取れている。
(2) 我々としては、引き続きRBAは現行政策金利を今年中は維持すると考えている。
(3) また、今月発表される2015年第4四半期のインフレ率は+0.3%と予想し、前年同期比で1.7%となると見込んでいる。また、これによってコア インフレは2%となり、RBAが2015年11月に発表した見通しとほぼ一致する形になろう(したがって政策金利の変更はない)。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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