2015/12/08 05:18 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、11月の建築指数は1.7ポイント下落
昨日、民間のThe Australian Industry Groupが発表した豪の11月の建築パフォーマンス指数は、前月から1.7ポイント下落して50.7ポイントでした。 今年に入っての同指数は上昇した月が3か月しかなく、引き続き景況感の分かれ目である50ポイントは越えているもののこれまでのような勢いがなくなりつつあります。
主な内訳を見ても、マンションなどのアパート建築は今年の10月にピークを付け、11月も高水準近辺で推移していますが、その他の指数は下落し、特に、プラントなどのエンジニアリング関連施設の建築が2か月連続で下落して、これが指数の足を引っ張っています。
HIA のチーフエコノミスト Harley Dale氏は
(1) 引き続き、鉱山関連施設の建築が低迷をする中、他の分野での新規の施設建築が拡大し始めているが、全体としては、拡大につながっていない。その一方で、住居用建築は好調を維持している。
(2) 今後は、除く住居関連建築の回復を待つことになるが、我々としては、そう遠くない時期に回復するのではないかとみている その理由の一つに、政府も鉱山関連依存型経済からの移行を支援すべく公共投資を増やす見込みだからである。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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