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０．８６ドル台から０．８７ドル台まで買われるも上値は重く
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

週末のAUDは０．８６ドル前半で寄り付き（安値０．８６１１ドル）、　東京時間では買われて上値を目指しました。　ロンドンの寄り付きにその日の高値０．８７１６ドルつけた後は、ロンドン時間では逆に売りものに押され、NYの寄り付き直後にその日の安値０．８６１１ドルを再び試しましたが、やはり下支えされて、NYの引けにかけては０．８６ドル台半ばで揉み合う形で取引を終えました。　

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　　
長期の指標は雲の上にあり、基本的には強気です。　中期の指標は強気転換しています。　目先の強弱を判断する線が０．８５０２ドルにあって、相場を下支えしています（目先的にも強気です）。　引き続き上昇相場の中にありますが、価格的に伸び悩んできています。

サイクル分析：　　　　　
３０−４０日サイクルは、上図の線の通りです。　これは８月中旬に始まったサイクルが９月上旬にサイクル高値をつけた後、９月中旬の０．８８ドル近辺でサイクル高値を付けて９月下旬にかけて調整するのではないかと考えています（まだ、これを確認するまでに至っていません）。

ボラティリティ分析：　　　
まずは、これまでデータ入力に相違があり、ボラティリティが正しく計算されていませんでしたことをお詫び申し上げます。　さて、正しくなったボラティリティを見ますと　　これまでの２週間は、２０日間のボラティリティと６０日間のボラティリティがほとんど１５％近辺で一致しています。　これは、それまでほとんど変わらない水準で取引されてきたか、もしくは、長期にわたり、同じトレンドの中にあったことを示しています。　現時点では真新しい動きは見当たらず、今後も同様の展開が続くことを示唆しています。

３．今日の方針

基本的には押し目買いの姿勢ですが、引きつけて買いたいところです。

方針１：０．８７２０ドルの買い継続。　０．８６ドルを切ってくるようであれば損切りします。（尚、サイクル的に高値を付けている可能性があり、早めの手仕舞に心がけます）
方針２：利益確定の第１目標は０．８７７０ドルです。
追撃ポイント：新高値を更新してくるような局面では、追撃の買いを検討します。