2009/09/27 18:14 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均928
一時、300円以上の下落
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デイリー チャート
昨日の日経平均は、海外市場で大きく売られたこと、JALの再建交渉が暗礁に乗り上げていること、野村證券の大幅増資、亀井郵政金融大臣の中小企業個人の債務の3年間の凍結発言等を受けて、売り一色となりました。 10,395円で寄り付き、それがその日の高値となって、一気に前日比300円以上売られました(安値10,228円)。その後は、午後にかけて買い戻される局面もありましたが、引けにかけて再び売り物に押され、その日の安値圏で取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上ギリギリの水準にあります。 中期の指標は中立に位置しています。目先の強弱を判断する線が10,454円にあって、 週末は、これを大きく下回ってしまいました(目先的に弱気)。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図の線ように赤の線、青の線両睨みで考えています。 いずれのサイクル線も目先的には、下値模索する展開となりそうです。 赤の線では9下旬にサイクルボトムを迎えることになり、青の線では10月中旬にかけて更に下値を模索する展開を予想しています。
ボラティリティ分析:
まずは、これまでデータ入力に相違があり、ボラティリティが正しく計算されていませんでしたことをお詫び申し上げます。 さて、正しくなったボラティリティを見ますと、9月に入ってから20日間のボラティリティと60日間のボラティリティが共に、22%近辺で横這い状態になっており、膠着しています。 先週に一時的に20日間のボラティリティが、60日間のボラティリティを下回りましたが、週末には、再び、これを越えてきました。今週は、これが新しい動きにつながるかどうかに注目したいと思います。
3.今日の方針
いきなり、手仕舞のラインを切ってきましたので、10,350円で売りました。 しばらくは、下値を模索する展開が続きそうです。下値の値度としては、10,000あたりか。
方針1:10,350円の買いを10,350円で手仕舞しました。
方針2:押し目の水準を探したいと思います。
追撃ポイント:特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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