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2015/10/16 05:56  | 昨日の出来事から |  コメント(0)

豪、9月の失業率は6.2%


おはようございます。

昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した9月の失業率は6.2%と前月比変わりませんでしたが、新規雇用者は、5,100人減少しました。 事前の市場関係者の予想は10,000人程度の増加を見込んでいましたので、予想よりも悪い数字となっています。 内訳としては、正規雇用者が13,900人減少する一方で、非正規雇用者が8,900人増加しています。 また、労働参加率は0.1%減少して64.9%で、月次当たりの労働時間は0.7%増加して12.2百万時間でした。

現在の豪の平均的な労働人口増加率は年率換算で2%ですが(月次ベースでは約13,000人)、最近、移民政策を厳しく制限したために、人口そのものの増加率は1.5%に低下し、労働人口の増加率が人口の増加率を上回っています(将来的には失業率低下要因ですが、その一方で、中期的な経済成長率の押し下げ要因となります)。

ANZのチーフ エコノミストPaul Dales氏は「我々は、今日の数字でRBAが政策金利の変更(金利の引き下げ)などの行動を起こすとは考えていてないが、将来的に、RBAは政策金利を現行の2%から1.5%程度まで引き下げると考えている」とコメントしています。

また、市場では、早ければ11月にも政策金利を引き下げるとの見方が出て、為替市場では豪ドルが他通貨対比で売られています。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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