2015/10/15 05:28 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、10月の消費者信頼感指数は4.2%
昨日、民間のWestpac/Melbourne Instituteが発表した10月の豪の消費者信頼感指数は、前月比4.2%上昇して97.8ポイントとなりました。 この指数では100ポイントを下回ると消費者心理が引き続き悲観的であることを示し、100ポイントを越えると楽観的であることを示しています。今回の数字では、マルコム ターンブル政権が発足した事で消費者心理は上向いたものの引き続き、100ポイントを下回っており、消費者は警戒感を緩めていません。
Westpacのチーフ エコノミストBill Evans氏は「今回の数字は、新政権発足で上昇したものの2013年にトニー アボット政権が発足した時の水準に比べて11.6%下回っていることは特筆に値する」とコメントしています。
また、この日、本日(15日)の9月の豪の雇用統計発表を前に、ゴールドマン サックスのエコノミストが「RBAは11月にも政策金利0.25%を引き下げ、2016年第1四半期に更に0.25%引き下げる可能性がある」とレポートを出しました。為替市場では豪ドルは、商品価格の下落と中国の貿易データの弱さを受けて他通貨対比で売られています。
尚、本日、発表される9月の雇用統計に関する事前の市場関係者の予想は、新規雇用者数が10,200人増加で失業率は6.2%となっています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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