2015/09/18 06:04 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪ドル安が豪製造業を下支え
昨日、民間のWestpac-Australian Chamber of Commerce and Industry が行った2015年9月時点の豪の製造業リサーチでは、やや失速感が出ているものの引き続き2014年の水準を上回った水準を維持しました。
Westpac のシニア エコノミスト Andrew Hanlan氏は「豪ドル安が、豪経済の回復の推進役になっている。特に、ここにきて輸出価格の競争力が回復し、輸出企業の業績を押し上げている」とコメントしています。
また、この日、RBAが発表したレポート「住宅価格に関する長期展望」の中で、「重要なことは、住宅需要の変化に合わせて住宅供給が出来る事である」とし、「短期的には、住宅に関する需要が供給サイドよりも早く変化しており、現在の住宅価格については、本来の潤沢需要に見合う水準にまで調整する必要がある」と述べています。 また同レポートは「今後の豪の住宅市場は、家計部門の債務が増加していることから、以前のように異常なまでに価格上昇することはない」と結論付けています。
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