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１０，５００円を突破
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、海外市場が１１カ月ぶりの高値を更新するなどの好材料を受けて、前日比高く寄り付きました（寄り付き安値１０，４０５円）。　その後は買われて上値を試し、その日の高値１０，５６６円をつけました。　しかし、１０，５００円台では売り圧力が多く、昼頃から午後にかけては売り物に押されました。　引けにかけては買い戻しや押し目買いが再び入り、１０，５００円台に乗せて取引を終えました。　　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　　　
長期の指標は雲の上ギリギリの水準にありましたが、再び、上向き始め、強気支持となっています。　中期の指標は中立に位置しています。目先の強弱を判断する線が１０，４５４円にあって、　昨日は再びこれを越えてきました（目先的には強気）。

サイクル分析：　　　　　
３０−４０日サイクルは、上図の線ように変更しました。　この考えは８月中旬から始まったサイクルは８月末に高値を付けて９月中旬の１０，２００円台でサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクル入りをし、このサイクルの高値を試す時間帯のようです。

ボラティリティ分析：　　　
先週は、２０日間のボラティリティも６０日間のボラティリティも共に、並行して低下しましが、　先週は２０日間のボラティリティが更に低下して１２％台になっています。　６０日間のボラティリティも引き続き低下傾向にあり、１８％近辺台の取引となっています。　今週も引き続き、大きな流れは、これまでと同様に、全体的に低下傾向を辿りそうです。

３．今日の方針

サイクル分析のところでも述べましたが、新しいサイクル入りをしているようですので、基本的には押し目買いです。

方針１：１０，３５０円の買い継続。　１０，３５０円を下回るようであれば手仕舞します。
方針２：利益確定の第１目標は前回高値の１０，７００円手前です。　第２目標は１１，０００円手前です。
追撃ポイント：　前回の高値を越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。