2015/08/04 05:07 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月のPMIは6.2ポイント上昇
昨日、民間のAIG(Australian Industry Group)が発表した7月の豪のPMIは、前月比で6.2ポイント上昇して50.4ポイントで、今年に入って2回目の50ポイント越えとなりました。 尚、このインデックスでは50ポイントを越えると将来に対して楽観的であることを示し、50ポイントを割目と将来に対して悲観的であることを示しています。
また、今回のリサーチで製造業販売は14か月ぶりに拡大に転じています。 これは、最近の豪ドル安によって価格競争力がついてきた為と同協会は説明しています(豪ドルは対米ドルで2009年以来の6年ぶりの安値)。
また、国内では、引き続き建築関連が好調であり、最近では食料品や飲料水の好調な販売が製造業を下支えしています。 しかし、その一方で、以前から計画されていた2017年に向けての自動車製造業の撤退の影響や、鉱山関連産業の設備機械の販売は引き続き低調であり、これが国内需要の足を引っ張る構造は変わりません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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