2009/09/18 07:06 | 昨日の出来事から | コメント(1)
昨日の出来事から918
世界の学歴格差、 男女間格差
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おはようございます。
今週号の経済雑誌エコノミストに、OECDと先進国のシンクタンクが行った生涯賃金の学歴格差と男女間格差についての比較が掲載されていました。 出ていたのは、アメリカ、イタリア、ポルトガル、オーストリア、ドイツ、カナダ、オーストラリア、そして、全体の平均です(なぜか日本はありませんでした)。
この中で、一番、学歴格差が大きいのは、アメリカで、男性の賃金格差は37万ドルあります(日本円で3500万円程度)。女性の場合で、22万9000ドルの格差となっています(日本円で2100万円程度)。
続いて、イタリア、ポルトガルと続き、平均的な格差は、男性の場合で186,500ドル(1700万円程度)となっています。
賃金格差の一番低いのは、私の住んでいるオーストラリアの17万ドルであり、その次のカナダとなっています。また、オーストラリアでは男女間の格差は僅かに2万ドル程度しかありません。
ちなみに、男女間格差の一番大きい国はイタリアで、その差は、20万ドル近くあります。
ところで、私たち日本の学歴格差、 男女間格差はどうなっているでしょうか。
調べたところでは、大学卒の男子と高校卒業の男子の生涯賃金は、それぞれ3億5千万円と2億6千万となり、9000万円も格差があります(アメリカより、べらぼうに大きい!)
また、男女間格差については、女子の生涯賃金は、男子の70%程度にとどまっています(金額にして2億5千万)。 男女間の格差も1億円と、これもまた、アメリカの15万ドル(1400万円程度)とは、桁違いに格差があります。
何でも世界と比べたり、周りの国を気にし過ぎるのも如何なものか、とは思いますが、それにしても、日本は、異常なほど学歴による賃金格差や男女間格差のある国だということははっきりしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “昨日の出来事から918”
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アメリカ辺りは、高学歴者の所得格差も知りたい所です。
一部の超高給取りが、多くを占有していないのだろうか。