プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/09/18 07:02  | ドル/円 |  コメント(0)

米ドル/円918


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91円を挟んだ動き
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のドルは、91円近辺で寄り付き、東京時間は91円台前半で揉み合いました。 午後からロンドン時間にかけては売られて下値を試し、ロンドンの寄り付きにその日の安値90.51円まで値を下げました。 しかし、その後は、逆に買われてNYの寄り付きにその日の高値91.61円をつけました。 引けにかけては売り物に押されて、再び91円台前半で横這い、現在も同水準で取引されています。     

2.マーケット 分析

テクニカル分析:      
長期的な指標が、雲の下限を抜けてきており、長期的な指標は弱気転換したままです。 中期的指標も弱気に転換しています。 目先の強弱を判断する線が93.43円にあって、相場の上値を押さえこんでおり、弱気を支持しています。 ただ、価格パターン的には、ここ一両日の動きで90円を底とする価格パターンが示現しており、目先的に底打ち感が出ています。

サイクル分析:       
30−40日サイクル的には、上の図の赤の線ように考えています。 8月中旬の94円から始まり、わずか1−2日の95円台でサイクル高値をつけ、サイクルボトムの来る時間帯である9月中旬から下旬にかけて下値模索をしそうです。今週は、そろそろボトムをつけてもいい時間帯になってきます。一方で、上図、青の線の可能性も出てきました。 先ほども述べましたが、今週の90円の値動きで目先的に底打ち感が出ているためです(現時点では、赤のサイクル線が優勢)。

ボラティリティ分析:    
先週は20日間のボラティリティが、週を通じて3%台まで急落しました。 今週に入ってもさらに、20日間のボラティリティは低下しています。 ここにきて、日中の値幅は出てきましたが、引け値を見ると前日の引け値とほとんど変わらない状態が続いています。しかし、動意が出てきました。

3.今日の方針

方針1: 基本的には、まだ、弱気の時間帯ですが、今日は、90円を損切り線として、押し目買いができるかどうかに注目したいと思います。
方針2:中立です。
追撃ポイント:   90円を切ってくるような局面では、追撃の売りを検討します。

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