2015/06/17 05:53 | 昨日の出来事から | コメント(1)
RBA, 6月の定例理事会議事録から
昨日、6月2日に開催されたRBA定例理事会の議事録が公開されました。 その主な内容は以下の通りです。
(1) 理事会では、まず、現在の金融政策の姿勢について金融緩和基調を継続することで一致し、その上で、現在は、これまでの政策金利引き下げ効果を見極めることが妥当であると判断し、現行政策金利を維持する事を決定した。
(2) 今後の金融政策の運営に当たっては、条件が整えば(インフレ率が低い水準で推移すれば)、更なる政策金利の引き下げも有り得る。
(3) 今後の経済見通しとしては、引き続き鉱山商品価格が弱含む中、個人所得も伸び悩んでおり、当面は過去の平均的な経済成長率を下回る状態が続く。
(4) 為替水準については、豪ドルは、かつて割高感は払拭されたが、その一方で豪経済を押し上げるほどの効果はない。
(5) 金融監督庁による銀行の過度の貸し出しに対する抑制については、現在、検査を行っており、住宅ローン認可件数などに明確にその抑制効果が表れるには時間がかかる。
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One comment on “RBA, 6月の定例理事会議事録から”
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イギリスからわざわざ来たんだから
現地住民でできることでなくて製造業を
担わないと世界的な責務を果たしていないん
ではないでしょうか?
現地住民で足りなければ、近隣の海洋国から
移民したいと人達が安い労働力でまってます