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引けにかけて買われる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、　NY市場で最近の高値を更新したことを受けて、前日比高い水準で寄り付きました（１０，３７３円）。　午前中は揉み合っていましたが、午後に入って亀井郵政金融担当大臣の中小企業への融資の３年間のモラトリアム発言を受けて、金融株を中心に売られましたが、引けにかけては他の銘柄が大きく買われたことで、日経平均はその日の高値１０，４４３円をつけて取引を終えました。
　　　　　
２．チャート分析

テクニカル分析：　　　　　
長期の指標は雲の上ギリギリの水準にありましたが、再び、上向き始め、強気支持となっています。　中期の指標は弱気からと中立の境目に位置しています。　目先の強弱を判断する線が１０，４５４円にあって、　昨日は、まさしくこの線で上値を押さえこまれました。

サイクル分析：　　　　　
３０−４０日サイクルは、上図の赤の線ように考えています。　この考えに従えば、８月中旬から始まった現在のサイクルは、８月末の１０，７００円台でサイクル高値をつけ、今週から来週にかけてボトムを打つ時間帯です。　一方で、上図の青の線の可能性が出てきました。　この考えでは、今週の１０，１００円台でサイクルボトムをつけ、新しいサイクル入りをしているという考え方です。目先の強弱を判断する線を越えてくるようであれば、この可能性が高くなってきます。

ボラティリティ分析：　　　
先週は、２０日間のボラティリティも６０日間のボラティリティも共に、並行して低下しましが、今週に入って、２０日間のボラティリティが急激に低下し、２つのボラティリティにかい離が出てきました。　ここ連日の１０，０００円台の揉み合いが影響したようで、なかなか大きな動きにつながりそうにありません。

３．今日の方針

目先の強弱を判断する線（１０，４５４円）を越えてくるかどうかに注目したいと思います。

方針１：目先の強弱を判断する線を越えてくるようであれば押し目買い姿勢で臨みます。
方針２：その際、押し目買いの目標は１０，３５０円。１０，０００円を切ってくるようであれば損切りします。
追撃ポイント：　　特に考えていません。