2015/01/23 05:29 | 昨日の出来事から | コメント(2)
豪、11月の住宅販売実績は+2.2%
昨日、民間のHIA(Housing Industry Association:住宅産業協会)が発表した豪の11月の新規住宅及び中古住宅販売実績は、季節調整後で前月比+2.2%でした(ちなみに10月は+3%でした)。この内、マンションなどの集合住宅の販売実績は2003年以来の高い水準でしたが、その一方で中古住宅販売実績は前月比1.5%の下落となっています。
地域別では、クイーンズランド州の中古販売実績が16%増加する一方で、西オーストラリア州の中古住宅販売実績は10.6%減少し、シドニーのあるニュー サウス ウェルズ州でも5.6%の下落と地域によってばらつきが出ています。
HIA のチーフ エコノミストHarley Dale氏は、「2014年後半に入って集合住宅販売実績は上向いており、12月の実績もこのまま推移するであろう」とし、「2013年、2014年にかけては、中古一戸建て住宅よりもマンションなどの集合住宅を好む傾向が出ている」とコメントしています。
また、2015年に関しては「今、政府で検討されている住宅政策改革の動向に大きく左右される」と指摘しています(一部の都市では住宅市場の異常な過熱感が出ており(住宅バブル)、これに対し、政府、RBA,金融庁は何らかの規制を現在検討しており、その影響が住宅市場に強く出ることを警戒しています)。
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2 comments on “豪、11月の住宅販売実績は+2.2%”
maehashi にコメントする コメントをキャンセル
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”好む”なのか、それとも不満な給与に甘んじて”それしか購入できない”なのか
どうなんでしょうか?
世界的に庶民の所得が減って、戸建てはありえないと同時に、面倒が
かからない良さもあるのかもしれませんね?
クロコダイルさんは、どちらをオーストラリアでは選択されたのですか?
クロコダイルさんが集合住宅なら、お金のせいではなくて、利便性でしょうし
戸建てを選択されたのであれば、豪庶民はお金がない?
いつもお世話になります。
ご指摘の通り、一戸建ては高くて普通の庶民では買えなくなってきていることが背景にあります。
また、都市部では、新築供給がマンションが中心になっていることもその理由です。
ちなみに、私は賃貸のマンションに住んでいます(購入はしていません)。
理由は、私のような「よそ者」には、地元の環境や民度まではよくわからないからです。
そして、逆に、「よそ者」であることを逆手にとって、いろんなところでに転々と住んでみたいという気持ちもありまして、不動産は取得していません。
よろしくお願いします。