プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/09/16 07:04  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円916


=======================================
133円を挟んだ動きながらも、上値を狙う
=======================================
デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1 前日の動き

昨日のユーロは、132円台後半で寄り付き(安値132.76)、 東京時間では133円台前半まで買われて、その後、揉み合いました。 ロンドン時間に入ってからは、再び132円台後半まで売られる局面もありましたが、NY時間にかけては買われてその日の高値133.76円を瞬間的につけました。 日付の替わる頃に133円近辺まで値を下げましたが、引けにかけて再び買い優勢となり、現在は133円台半ばでの取引となっています。     

2. マーケット分析

テクニカル分析:      
長期の指標は雲の中で取引されており、長期的には中立となっています。  中期の指標は弱気転換したままです。 目先の強弱を判断する線が134.78円にあって、相場の上値を抑えています(目先的に弱気です)。 昨日は、133円を挟んで揉み合う形になりましたが、どちらかと言えば買い優勢な一日でした。

サイクル分析:     
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 この考えに従えば、8月中旬の132.50円から始まった相場は、8月末の136円近辺でサイクルの高値を付け、今後は9月の下旬にかけて売られる展開となります(このサイクルの高値136円台を越えないことが前提となります)。

ボティリティ分析:    
先週は、20日間のボラティリティが10%近辺から6%台まで下落しました。 その一方で、60日間のボラティリティは、下げ渋り、かい離が大きくなってきています。 これでは、ドル/円と同様に、20日間のボラティリティ買い、60日間のボラティリティ売りの裁定取引が入ってもいいくらい、かい離が広がっています(実際には、なかなか出来ませんが)。

今日の方針:

方針 1:  132.80円の売り継続。134円を超えてくるようであれば、損切りします。
方針 2:  利益確定の第1目標132.30円です。 利益確定の第2目標は131円台後半です。
追撃ポイント:   特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。