2015/01/22 05:12 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、1月の消費者センチメントは+2.4%
昨日、民間のWestpac-Melbourne Institute が発表した 1月のConsumer sentimentインデックスは、季節調整後で12月の91.1ポイントから93.2ポイントに上昇しましたが(+2.4%)、引き続きセンチメントの強弱の分かれ目である100ポイントを下回ったままです。
サブ インデックスである今後1年後の景気見通しに関するセンチメントは前月比で0.7%下落し、今後、5年後の景気見通しに関するセンチメントは同1.6%下落しています。
Westpac chief economist Bill Evans 氏は
(1) 12月に雇用が改善し、原油価格(特にガソリン価格が6年ぶりの安値に下落した事)が、消費者センチメントを押し上げている。しかし、消費者は今後の景気の見通しについては更に悲観的になっている点については失望した。
(2) 歴史的な低金利、住宅市場の好調さがあるものの、金融市場では、RBAによる更なる政策金利の引き下げを織り込んだ状態になっている。
(3) 我々としては、来週に発表されることになっているインフレ率の動向に注目しており、それ次第では、RBAは2月と3月にそれぞれ0.25%政策金利を引き下げると見込んでいる。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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