2015/01/06 05:48 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、12月のPMIは3.2ポイント下落
昨日、民間のAIG(Australian Industry Group)が発表した12月の豪のPMI(performance of manufacturing index)は、前月比3.2ポイント下落して46.9ポイントとなりました。 この指数では、50ポイントを越えると景況感は拡大基調にあることを示し、50ポイントを割り込むと景況感が悪化していることを示しています。
内訳としては、住宅関連の好調さと豪ドル安を受けて、衣服や靴、家具などの部門で6年半ぶりの高い水準に達した一方で、機械設備などの部門では3年ぶりに低い水準に留まり、2015年は更に悪化されることが予想されるとしています。
今回の数字では、為替市場で対米ドルに対して4年半ぶりの安値を更新するだけでは豪の製造業の景況感が回復しないことを示しています。
Ai GroupのInnes Willox 会長は「.今回の数字には失望したが、(事前予想通りの悪い数字であったため)驚いていない」とし、「クリスマス商戦に引っ張られる形で製造業も上向くかと期待したが、実態は、他の景気指標にも見られるように、弱いままである」とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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