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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2014/11/16 03:40  | 昨日の出来事から |  コメント(1)

G20 ブリスベン


おはようございます。

今、G20ミーティングは、私の住んでいるブリスベンで開催されています。

いつもは、静かな地方都市ですが、ここ1か月は俄かに活気づき、開催数日前から、連日昼夜を問わず、パトカーのサイレンと警備のヘリコプターの音が鳴り響き、うるさくて仕方がありません。 そこへ、今日に至っては、あのオスプレーが隊列をなして飛ぶ始末です。

確かに、オスプレーの飛行姿勢(ヘリコプターのように垂直に上昇し、その後は旋回しながら双発プロペラ機に変貌する有様は感動しましたが、それ以上に、通常のヘリコプターの何倍も大きな騒音を立てて飛ぶ姿には嫌悪感を覚えました。

さて、下に添付の写真は、トルコ大統領とサウジアラビア国王が宿泊しているホテルとアメリカのオバマ大統領が宿泊しているマリオットホテルです。

何よりも驚いたのは、ロシアのプーチン大統領の護衛車列とアメリカのオバマ大統領の護衛車列は、他の国の護衛車列が3~4台であるのに対して、その3倍以上の15台以上に上り、しかも上空からは軍用ヘリでサーチライトまで付けて誘導する有様です(これでは、逆に、誰がどこにいるか一発でわかってしまうと思うのですが、、、、)

そして、今、ブリスベンの町は、G20のお祭りムードに包まれていますが、地元の人間にしてみればいい迷惑で、私の家の周りは頻繁に通行止めになってしまい、私も近所のスーパーからの帰りにインド首相の車列通行の為に通行止めに引っ掛かり、自宅まであと200mの処で30分近くも待たされてしまいました。

家に帰って、今回のG20についてオーストラリア政府の公式サイトでG20を開いてみて笑ってしまいました。
皆様、G20とはどんな国が参加しているかご存知ですか?

答えは、アルファベット順で、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、韓国、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、イギリス、アメリカ、そしてEUです。 

更に、特別ゲストとして、今回は、スペイン、モーリタリア、ミャンマー、セネガル、ニュージーランド、氏bがポールまで参加しています。
これで、一体に、何について合意形成を図るのでしょうか?
(挨拶するだけで、2日間の日程が終わってしまうと思うのですが、、)

加えて、G20ミーティングの他に、まだ、こんな国際会議まで行われていることをご存知でしたでしょうか?
B20(Business 20:ビジネスマンの集まり)
C20(Civil 20: 市民団体の集まり)
L20(Labour 20: 労働団体の集まり)
T20(Think 20:シンクタンクの集まり)
Y20 (Youth 20:若者の集まり)

「なんじゃ、それ?! 世界中が、無駄と浪費をしてる!」と感じたのは私だけでしょうか。
その中にあって、今、ブリスベンにいらっしゃる安倍総理は、帰国の消費増税先送りと衆議院の解散総選挙のことで頭がいっぱい、、、

う~ん、全てが、末期的症状!

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One comment on “G20 ブリスベン
  1. パードゥン より
    カンガルーもコアラも勿論クロコダイルも

     参加していない感じですね
    公園もあまりない?   広大な土地なんだからもう少し
    公園都市のようなものを作ると良いのではないですか?
    例のフェラーリ並みの高額オームもオスプレーで逃げ出しそうですが、
    アメリカ軍がきたという事ですか?  それともオスプレーをたくさん
    オーストラリア軍か警察が購入にして飛ばしていたのですか?

    ただ、場所を移していつもの話をしてもね
    ホスト国のお国柄を反映するようにすれば意味があるでしょう

    オーストラリアは資源買ってもらってる中国重視の扱いの
    映像が多いですが、そんな感じですか?

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