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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/09/14 06:47  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円914


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一時、131円台半ばまで売られる!
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1. 前日の動き

週末のユーロは、133円台後半で寄り付き(高値133.63円)、 東京時間では、じりじりと132円台後半まで値を下げました。 ロンドン時間では、同水準で揉み合いましたが、NY時間に入って急落し、日付の替わる頃にその日の安値131.53円まで値を下げました。 引けにかけては132円台前半まで回復局面もありましたが、結局、132円近辺で取引を終えています。  
       
2. マーケット分析

テクニカル分析:      
長期の指標は雲の中から上に抜けかかっていましたが、再び、雲の中に押し戻されています。  一方で、中期の指標は弱気転換したままです。 目先の強弱を判断する線が134.85円にあって、相場の上値を抑えています(目先的に弱気です)。 先週は、回復基調にありましたが、結局は、基本的な流れを変えるまでに至りませんでした。 弱気基調が続いています。

サイクル分析:     
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 この考えに従えば、8月中旬の132.50円から始まった相場は、8月末の136円近辺でサイクルの高値を付け、今後は9月の下旬にかけて売られる展開となります(このサイクルの高値136円台を越えないことが前提となります)。

ボティリティ分析:    
先週は、20日間のボラティリティが10%近辺から6%台まで下落しました。 その一方で、60日間のボラティリティは、下げ渋り、かい離が大きくなってきています。 これでは、ドル/円と同様に、20日間のボラティリティ買い、60日間のボラティリティ売りの裁定取引が入ってもいいくらい、かい離が広がっています(実際には、なかなか出来ませんが)。

今日の方針:

方針 1:  133.80円の売りを131.80円で利益を確定しました。
方針 2:   戻り売りの目標は、132.80円です。 134円を超えてくるよう出れば、損切りします。
追撃ポイント:   特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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