2014/09/18 14:13 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、8月の景気先行指数は0.15ポイント下落
昨日、 Westpac/Melbourne Instituteが発表した豪の8月の景気先行指数は、前月比0.15ポイント下落しました。この指数は、豪経済の3~9か月先の景気を占うものであり、ここにきてこれまでの低下傾向が失速して2015年には指数が上向くとの期待が出始めています。
Westpacのチーフ エコノミストBill Evans氏は、
(1) 今年後半の豪景気は、これまでの平均的な経済成長のペースをやや下回って推移するものの、来年にかけては上向くのではないかと楽観的に考えている。
(2) その背景としては、今回の指数からはやや強気すぎる見通しであるが、個人消費が今年後半に上向き始め、来年には更に上昇し、年率で3.5%の消費の増加が期待されるからである。
(3) こうした事から2015年の経済成長に関しては、我々は、RBAが予想する3%の経済成長よりもやや楽観的な3,25%の経済成長を予想している。
(4) また、政策金利動向に関しては、2015年8月頃まで現在の政策金利を維持するとの見通しを持っている。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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