2014/09/17 15:01 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA, 9月の議事録から
昨日、 RBAの9月の議事録が公開されました。 その主な内容は以下の通りです。
(1) 我々RBAからの最も厳しい警告は、住宅市場価格の高騰に関するものであり、投資家は住宅価格が過熱し、それによって引き起こされる住宅価格の急落に準備する必要がある。
(2) 豪の住宅市場が急落すれば、鉱山関連産業の低迷に伴って脆くなっている豪経済をこれまで下支えしてきた中央銀行の努力が水泡化するかもしれない。
(3) これ以上の住宅市場に対する投機的な動きは、不動産市場の周期的なサイクルをより増幅させかねない(下落時にはより大きく下がる可能性がある)。
(4) 以上を踏まえたうえで、RBAは現行金融政策を維持することが妥当だと考えており、最も慎重に見極めているのは、その政策をどれくらいの期間にわたって維持するかである(いわゆる時間軸の問題)。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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