2009/09/14 06:42 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均914
10,500円の上値は重く
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デイリー チャート
週末の日経平均は、 海外市場で弱含んだことを受けて、前日の引け値と変わらない水準で寄り付きました(10,512円)。 その後は、寄り付き直後につけたその日の高値10,522円を上値として、揉み合いましたが、次第に売り物に押される展開となりました。午後も断続的に売りが続き、引け前にその日の安値10,407円まで値を下げました。 引けでは、買い戻されて10,400円台前半でとり引きを終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上にあり、強気を支持しています。 中期の指標は強気を支持から中立に転換しています。 目先の強弱を判断する線が10,454円にあって、 週末は、この線を挟んだ動きとなりました。(目先的な方向が定まりません)
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 この考えに従えば、8月中旬から始まった現在のサイクルは、8月末の10,700円台でサイクル高値をつけたようです。今後は、サイクルボトムの来る9月中旬から下旬にかけて下値模索をすることになります。 但し、前回の高値10,700円台を越えてくるようであれば、この考えを見直す必要が出てきます。
ボラティリティ分析:
先週は、20日間のボラティリティも60日間のボラティリティも共に、並行して低下しました。 従って、この2つのボラティリティのかい離は、ほとんどありません。 この背景として考えられるのは、総じて10,000円近辺の取引が長く続いたこと、 値動き(値幅)が、長期にわたり小幅で動いてきたことが挙げられます。 現在のチャートからは、新しい動きの兆しは見えてきません。
3.今日の方針
結局、心理的な節目である10,500円は、重かったようです。
方針1: 10,250円の買いを10,450円で利益を確定しました。
方針2: 押し目買いの目標は、10,250円です。 9,900円を切ってくるようであれば損切りします。
追撃ポイント: 前回の高値10,700円を超えてくるようであれば追撃の買いを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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