2014/07/25 14:40 | 昨日の出来事から | コメント(0)
中国、7月の製造業PMIは18カ月ぶりの高水準
昨日、民間のHSBCが発表した中国の7月の製造業PMI速報値は、前月の50.7ポイントら52ポイントに上昇し、18カ月ぶりの高水準となりました。 ちなみにこの数字では50ポイントを越えると景気が拡大していることを示し、50を下回ると景気が悪化していることを示しています。 事前の市場関係者の予想は51ポイントでしたので予想よりもいい結果となっています。
HSBC 中国担当のチーフエコノミストHongbin Qu氏は
(1) 国内の新規受注、輸出の新規受注共に6月を上回るペースで拡大している。
(2) 雇用、物価の各項目が改善する一方で、最終財の在庫調整のペースが緩やかな水準に留まっており、これが足を引っ張っている。
(3) 今後の見通しについては、これまでの政府による景気刺激策が浸透して景気の改善傾向が続くと考えており、金融政策は緩和基調を継続させるであろう。
とコメントしています。
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