2014/07/24 15:11 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第2四半期のインフレ率は3%に上昇
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の第2四半期のインフレ率は、その前の期の+2.9%から+3%に上昇しました。 また季節調整後のインフレ率が前期比+0.6%となり、前年同期比では+3%となっています。 市場では、今回のインフレ率が、RBAが中期的なインフレ率の目標値とする2~3%の上限まで上昇した事を受け、将来的にRBAによる政策金利引き上げの可能性が高まったとして、豪ドルは他通貨対比で買われています。
主な内訳としては、第2四半期の消費者物価は僅かに0.5%の上昇に留まりましたが、一方で、トリム平均(データ分布の小さい方と大きい方からそれぞれα%ずつ取り除いた平均値)が、前期比+0.8%も上昇しました。
個別項目では、医療と病院費用が4,6%も上昇し、教育費も5%上昇しました。 その一方で、衣料と関連が0.6%下落し、特にノン アルコールの飲料水が前年同期比で2.5%下落しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。