2014/07/11 14:26 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、6月の失業率は6%に上昇
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の6月の失業率は、前月の5.8%から6%に上昇し、2003年7月の6.1%以来の高い水準まで上昇しました。 内訳としては、正規雇用が4000人減少しましたが、非正規雇用者が19,900人増加しました。 その結果、 労働者全体の非正規雇用者の占める割合は30%まで上昇しています 一方で、失業者数は20,000人増えて742,000人となっています。 また、労働参加率が前月の64.6%から64.7%に上昇して、先月の8年ぶりの低い水準から若干上昇しています。
事前のエコノミストの予想は5.9%でしたので、今回の数字が予想以上に雇用統計の数字が悪かったことを受けて、為替市場では、豪ドルは対米ドルでそれまでの0.94ドル台から0.93ドル台後半まで急落し、その後も断続的に売られています。
RBA、政府共に豪の雇用情勢は今後も厳しい状況が続くと見ており、今年後半にかけて6.2~6.3%程度まで上昇すると予測しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。