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2014/06/11 14:41  | 昨日の出来事から |  コメント(4)

RBA総裁、新たな金融規制に反対の意向


おはようございます。

一昨日、RBA総裁Glenn Stevens氏が、サンフランシスコのシンポジウムで講演し、今、世界的に新たな金融規制を行おうとしている動きに対して反対の意向を明確にし、代わりに、これまでの金融規制のより効力のある実行性を訴えました。 講演の主な内容は以下の通りです。

(1) 2008年のリーマン ショック以降の世界的な金融危機の対応に対して、新たな金融規制の動きがあるが、それよりもバーゼル規制の中で決められた規制を着実に実行すべきである。

(2)  具体的には、金融デリバティブ商品のリスクに関する改革、シャドー バンキングのリスクの取り扱い、更には、ビッド コインなどのバーチャル 通貨に関する規制などである。 特に、バーチャル 通貨については、金融市場で取り扱われる通貨と、インターネット上で取り扱われるバーチャル 通貨とは厳格に区別すべきである。

(3) 規制当局者の中には、「大銀行は大きすぎて潰すことが出来ない、所謂、Too big, to fail」に対して、何からの対応しようとする考えがあるが、こうした問題は規制当局者がいくら規制しても問題を完全に排除することはできない。 寧ろ、過度に規制することによって弊害の方が大きくなる。

今回の講演の内容は、最近、アメリカの金融規制当局が中心になって「屋上屋をなす」新たな国際的な金融ガイドライン作りを推し進めようとすることを牽制したもので、RBAとしては、バーゼル規制の中で、こうした問題は十分対応できるとしています。

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4 comments on “RBA総裁、新たな金融規制に反対の意向
  1. パードゥン より
    選択は規制の追加か、銀行証券の隔壁の原点回帰

     失敗したから追加の規制の話がでているので、反論としては弱いですね。
    現実にリーマンショックで大変な迷惑をこうむったわけで、もう一度、やらせてくれは再度失敗した場合の大きさを考えると提案としてだめでしょうね。

     もし、追加の規制がいやならというか、もっとまともなのは大恐慌の学習効果だったのに、銀行と証券の隔壁をアメリカがはずした事にあるのですから、原点回帰で、銀行と証券の再分離をオーストラリが提案をするのなら世界的な共感を得られると思います。   

     うまくやらるからもう一度やらせてくれは、実社会では賛同されないでしょう。  子供に言われると親は、”しょうがないなああ、もう一度だけだぞ!”となりますが、大人は駄目ですよ。

  2. パードゥン より
    500万円の豪州オーム脱走

     日本にもお金持ちがいるんですね。  東京でペットのオームが逃げ出して、交番が保護していたようですが、なんと数百万円の価値とか
    オーソトラリア産の赤羽黒オーム。  クロコダイルさんの庭に飛んできませんん? (笑)
        
     ああ日本の格差社会!ここに極まるか、まだ行くのか?
    子供を餓死させた罰イチのトラック運転手と超高額、死んだらゼロになるペットにこの超価格。  必ず動物は死ぬとい意味では、グッチーの競馬より損する確立大です。  500万捨てられる人がいるんですね。

     それにしても、ワシントン条約とか関係ないのですかね。  
    予算難の動物園長がうらまやしがってるでしょうね。
    クロコダイルさん、何か、貴重な物があるんですよ。  おられる場所は。
    高付加価値のものが。   現地レポートを期待しています。

  3. 前橋 より
    パードゥン 様

    いつもお世話になります。

    まず、お話を整理させていただくと、これまでBIS規制(バーゼルI、 バーゼルII)そして、現在検討されているバーゼルIIIを通じて、国際的に取引のある金融機関のリスク管理とそれに必要な自己資本比率の議論がこれまでなされてきました。 にもかかわらず、2008年にリーマン ショックが起こって世界同時金融恐慌となり、それまでのBIS規制では、これをを回避できなかったことへの反省があります。

    そこで、アメリカは、ボルカー前FRB議長を中心に、新しい金融規制を検討しており、その中では、一度は1933年にできたグラス スティーガル法を1980年台に廃止しておきながら、2008年のリーマン ショックを経て、再び、証券と銀行の分離を検討しています(パードゥン様のご指摘の通りでございます)。

    こうした考えは、2008年の世界同時金融危機に対する反省としては評価できますが、 これではそれまでの国際金融機関のグローバル化や金融取引の自由化に大きく逆行してしまいます。

    更に申せば、以前からアメリカの金融機関は、BIS規制とは別にアメリカ独自の規制の下で業務を行ってきました。その意味では、BIS規制とアメリカ主導型の新しい金融規制の議論は、世界の金融機関の規制監督をめぐる覇権争いということもできます。

    当然のことながら、オーストラリアはイギリスのコモン ウェルス国として、BIS規制擁護の立場です。

    更に、2008年の世界同時金融危機の時には、経済成長という点ではすべての国々は大きなダメージを受けましたが、サブプライム ローンを中心としたデリバティブ取引によって、オーストラリアの銀行が破たんするようなことはありませんでした(それは、日本の金融機関も同じ)。 そのことも、RBAが、「新たな規制をしなくても、これまでの規制を順守し、適切に監視監督すれば十分に対応できる」と主張する理由の一つでもあります。

    そして、話は変わって、オーストラリアのインコのお話しですが、私の家の周りにも、1羽数十万円はするようなインコがたくさん飛び回り、夕方になると100羽単位で、群れを成してねぐらに飛んでいきます(値段に換算すれば数千万円)

    また、おそらく一羽100万円すると思われる大きくて白い綺麗なインコも、これまた数十羽単位で群れを成して飛び回っています(これも値段に換算すれは数千万円)

    更に、何も鳥ばかりではありません。車で1時間も走れば、ユーカリの木の上にコアラもいます(値段はどれくらいするか皆目見当もつきませんが、相当な値段がつく筈で、今回の日本のインコの500万円どころではないと思います)。

    パードゥン様がよくおっしゃるように、これを捕獲して日本に輸入すばいい商売になるのかもしれませんが、そんなことをしようものなら(あるいは企てるだけでも)、即刻、警察に捕まって刑務所行となります。

    ここオーストラリアは、アフリカの動物密猟と違って、こうした取り締まりは非常に厳しいのです。

    ゆめゆめ、この類にはお手を出されませんように(笑)!

  4. パードゥン より
    捕獲は、クロコダイルさんに期待しています

     規制緩和で勿論合法的にクロコダイルさんがインコハンター豪ベンチャーを作られる事を期待しています。  グッチーポスト読者としては、クロコダイルさんのインコ会社の理財商品に投資することに    BIS規制には少なくても抵触しないでしょう(笑)   

     それにしても、オーストラリアの高官の発言は島国的で、世界のリーダー(大陸国ですから)としての自覚がない感じですね。
    外形標準で国際的な責任を感じてほしいですね。

     オーストラリアで3メートルの人食いホウジロ鮫に、追跡機をつけて、海に戻したら、もっとでかい怪物に食われてしまったって記事を読まれましたか?
    動物界でもスパイの末路は厳しい。    ほんと凄い奴がオーストラリアにはいるみたいだから、動物園向けのベンチャーいけそうですよ。
    ちなみに、巨大鮫をくったのは、xxxxでした。     ご存知ですよね。

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