2012/06/14 06:26 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、6月の消費者心理は僅かな改善にとどまる
昨日、民間のWestpac グループが行った6月のThe Westpac-Melbourne Institute index of consumer sentiment(消費者信頼感指数)は前月対比プラス0.3%に留まりました。
Westpac のチーフ エコノミストBill Evans氏は、
(1) 今日の数字には失望した。 何故ならば、RBAが5月、6月と2か月連続で政策金利を引き下げたにもかかわらず、消費者心理は僅かな改善にとどまっているからである。
(2) 現在の水準は、4月以降では1,1%改善しているが、この間、住宅ローン金利は1%近くに引き下げられたにもかかわらず昨年10月のピーク時に比べて、まだ1.7%も下回ったままである。
(3) 明らかに、現在の消費者心理は、豪の国内要因以外の要因に影響されており、外国の様々な要因が影響していることは確かである。
(4) こうした傾向は、一昨日に発表されたにビジネス信頼感指数にも顕著に表れている。
と指摘しています。
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