2014/04/17 14:31 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、3月の消費者センチメントはマイナス0.9%
先日、民間のWestpac-Melbourne Institute が発表した3月の消費者センチメントは、2月の-0.15%から、-0.09%に上昇しました。
Westpac のチーフ エコノミストの Bill Evans氏は
(1) この指数は、豪経済の3か月から9か月先の経済の見通しを表したもので、足元、2か月がマイナスで推移した事から、今後の豪経済は、予定されている経済成長のトレンドを下回る可能性が大きい。
(2) 昨年後半は、この指数は、プラスに転じていたが、ここにきて再びマイナスとなっている。
(3) マイナスの主な要因は、金利の先行きに対するセンチメントが悪化していることにある(金利先安観がなくなりつつあるため)。
(4) Westpacとしては、RBAの一連の金融緩和政策は、2013年の8月に政策金利を2.5%に引き下げたことで終わっていると見ている。
(5) その一方で、RBAは、2015年に豪の経済成長は3.5%になると見ているが、2014年に豪の経済成長が、彼らの予想トレンドをどの程度下回るかを見極める必要がある。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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