2014/03/11 14:43 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪ドル、豪株は、ウクライナと中国で売られる
昨日の豪ドル、豪株は、先週末に発表された中国の貿易統計が予想以上に悪かったことから売られました。 先週末に発表された中国の2014年2月の貿易統計は、1月のUSD31.9bnから予想以上に悪いUSD23bnの大幅な赤字となりました。
CommSec のチーフエコノミストの Craig James氏は「先週末の予想以上に悪い中国の貿易統計と、最近の鉄鉱石と金の価格の下落によって、豪の貿易の少なからずマイナスの影響を受けるであろう」とし、「現在の世界の株式市場は、NY株は史上最高値を更新したものの、ヨーロッパ市場は、ロシアがウクライナに対してガス供給を巡って圧力をかけてきており、これがヨーロッパにも波及する事を懸念して売られ、豪ドル株もさえない取引になっている」とコメントしています。
今週は、火曜日にNAB(National Australia Bank)のよるビジネス サーベイが、水曜日には消費者 センチメントが、更に、木曜日には雇用統計が発表されることになっています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
One comment on “豪ドル、豪株は、ウクライナと中国で売られる”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
しましたね。 という事は、中国人の金持ちは自由先進国の中ではオーストラリアしか行くところ事実上ないのでは。 もともと両者は貿易上もウィンウィンの関係ですから、安心感もあるでしょうし。
お金を持ってくる中国人が半端でなくなれば、オーストラリアの内需はさらに底硬くなるような気がするのですが、どうでしょうか?
中国景気が悪くなれば、国外脱出組も増えますよね。 逆にオーストラリアには好都合で、オーストラリア人対象の消費者指数が悪かろうと、実質消費は中国人が伸ばしてくれるということはありませんか?
オーストラリアでここ100年に移住した中国人達はどのように呼ばれて、どのような評価を受けていますか? 第2次大戦を共に戦った仲間としての認知度はどうですか?