2014/02/13 14:58 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、1月の消費者センチメントは3%下落
昨日、民間のWestpac/Melbourne Instituteが発表した1月の豪の消費者インデックスは前月比3%下落して100.2ポイントでした。このインデックスは100ポイントを上回るとセンチメントがポジディブであることを示し、100ポイントを下回るとネガティブであることを示していますが、今回の数字は僅かに100ポイントを越えた水準であり、昨年7月以来の低い水準となっています。
Westpacのチーフ エコノミストBill Evans氏は、
(1) 今回の数字は驚くほど弱い数字であり、先般のトヨタが豪での生産を2017年に終了する話題や、他の製造業やカンタス航空の人員削減などの悪いニュースに敏感に反応したようである。
(2) 特に、個人の消費者は、将来に対する雇用を心配しているようであり、1年後の雇用に対するセンチメントは7.1%下落し、また、5年先行きの雇用に対しても4.6%下落している。
(3) 失業率に対する予測も1年前に比べて2.3%上昇して、(失業率が)7.5%となると考えているようである。
(4) また、これまで堅調に推移してきた住宅市場についても、将来の住宅価格に対するセンチメントは2013年12月をピークに2.2%下落している。
とコメントしています。
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