2013/12/10 14:17 | 昨日の出来事から | コメント(1)
RBA総裁のインタビューから
昨日、RBA総裁がマスコミとのインタビューに応じました。 主な内容は以下の通りです。
(1) 我々、オーストラリアは、今、新しい脅威にさらされている。それは、豪経済はこれまでもうまく行ったし、今後も何とかなるであろうとの「慢心」である。
(2) 確かに、過去22年間にわたって豪経済は鉱山資源価格の高騰を背景に一度も景気後退期に入ることなく経済成長をし続ける事が出来た。 だからと言って「今後も豪経済は、経済成長をし続けることが出来るだろう」と考えることは馬鹿げている。 つまり、経済の景気循環は当然あるものであり、豪経済もいずれ景気循環からくる景気後退期を避けて通りことは出来ない。
(3) 幸いなことに、我々が将来的に迎える景気後退期は、他の主要国が経験している程ひどいものではなく、比較的軽いものになると私は楽観的にみている。
(4) 将来の豪の景気後退期を軽微なものにするためには、我々が1980年代、1990年代に行ったような「規制緩和」や「自由貿易」を推進することによって、イノベーションを起こし、生産性を上げることである。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “RBA総裁のインタビューから”
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金利・・
早く・・下げましょう・・・(笑)