2013/11/08 14:59 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、10月の失業率は5.7%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の9月の失業率は5.7%と前月と比べて変わりませんでした(事前の市場関係者の予想は5.8%でしたので予想を若干下回った形になっています)。 新規雇用者数が全体で1,100人増え、 内訳としては正規雇用者27,900人減少して8.09百万人でしたが、非正規雇用者が28,900人増加して3.54百万人となっています。
また、同局は、労働者参加率が、季節調整後で前月の64.9%から64、8%に低下したと発表しました。
これは、失業者が職探しを諦めている割合が増加していることを示し、事前のエコノミストの予想では、雇用は全体で7,500人増加すると予想していましたが、実際は1,100人の増加に留まったにもかかわらず、そもそも職を求める人が減少した為に、失業率が変わらない結果となっています(失業率が前月と瓦井と言って景気が良くなっているわけではありません)。
これを受けて、為替市場では、豪ドルは対米ドルで発表前の0.95ドル台前半から0.94ドル台後半まで売られています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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