2013/08/15 15:11 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月の消費者信頼感指数は3.5%上昇
昨日、民間のThe Westpac/Melbourne Instituteが発表した7月の消費者信頼感インデックスは前月比3.%上昇して105.7ポイントとなりました。 これは8月上旬にRBAが政策金利を0.25%引き下げて年2.5%になったことで消費者心理が大幅に改善した事を示しています。 ちなみにこの指数では100ポイントを越えると消費に対してポジティブであり、100ポイントを下回ると消費に対してネガティブであることを表しています。
Westpacのチーフ エコノミストのBill Evans氏は
(1) 今回の数字は2013年3月以来の高い数字であり、消費者心理はターニングポイントに近づいているかもしれない。
(2) 特に、今回のサーベイでは、特に住宅ローンを抱えている人の信頼感が7.4%も改善している。
(3) 一方で、現在の水準は2010年頃の豪景気が好調だった頃の平均値に比べて7%も下回っており、まだ拡大基調に入ったとは言い難い。
また、この日、ABS(オーストラリア 統計局)が発表した2013年第2四半期の豪の平均賃金は、季節調整後で前期比0.7%上昇し、前年同期比ではプラス2.9%でした(除くボーナス)。
主な内訳としては、民間部門の第2四半期の賃金は前期比でプラス0.8%であり(前年同期比でプラス3%)、公的部門の同賃金はプラス0.7%(同プラス2.7%)でした。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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