2013/07/23 15:28 | 昨日の出来事から | コメント(0)
2013年第2四半期のビジネス信頼感は大きく下落
昨日、民間のNAB(National Australia Bank)が発表した 2013年第2四半期のASX 300 business survey index は、前期のプラス4ポイントからマイナス3ポイントに大きく下落し、その対象は鉱山、金融、不動産、建築と多岐にわたっています。
その一方で、同ビジネス コンディションは、前期のマイナス8ポイントからプラス2ポイントに大きく改善し、特に輸送、製造業において顕著に表れています。
NABのエコノミストは、「鉱山関連業界の企業家心理はかつてないほど冷え切っており、これが他の業界に悪影響を及ぼしている。 その一方で、足元の金融緩和施策と、豪ドル安のおかげで、製造業を中心にビジネスの状態は改善してきている」とし、「コストに関しては人件費や豪ドル安に伴う輸入価格の上昇で悪化している」と指摘しています。
尚、今後の見通しに対しては、2013年第3四半期のビジネス コンディションは、国内消費が比較的堅調なことから、今期のプラス2ポイントから更に上昇してプラス4ポイントになるとNABでは予想しています。
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