2013/06/06 15:00 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2013年第1四半期のGDPは+0.6%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の2013年第1四半期のGDPは前期比プラス0.6%で、前年同期比ではプラス2.5%でした。 事前のエコノミストの予想では、第1四半期のGDPがプラス0.7%で、前年同期比でプラス2.7%でしたので、予想に比べて若干引く数字となっています。 また、同局は2012年第4四半期の豪のGDPは改定せずにプラス0.6%としています。
これによって、こう経済は21年連続で拡大を続け、その主な内容は中国を中心としたアジアの発展途上国向けの輸出によって支えられています(鉱山資源、牛肉などの食料品輸出等)。 しかし、ここにきて一部の市場関係者から「豪経済はこれまでの鉱山資源産業にあまりにも偏り過ぎた経済構造を変革させる時期に差し掛かっていることを今回のGDPは示している」と指摘しています。
その一方で、豪の主力産業である鉱山資源価格はかつて程の高値でないにせよ、引き続き資源価格は高止まりしており、今後も豪経済は鉱山資源産業の恩恵に十分にあやかることが出来ると考えている経営者やエコノミストも多いようです。
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