2013/06/04 14:54 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、4月小売売上高は+0.2%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した4月の小売売上高は、前月比+0.2%でした(3月の小売売上高は見直し(revise)されずに0.4%の下落のままとなっています)。 事前のエコノミストの予想はプラス0.3%でしたので、予想を若干下回った形になっています。
内訳的には、鉱山関連産業の多い西オーストラリアの小売売上は、月次ベースでは最も大きく下がって-0.8%でした。 一方で、商業の多いNSWは+0.6%でした。 このように、現在のオーストラリアでは地域によってその景気動向が大きく違っており、オーストラリア全体としての景気の実態を把握するのは非常に困難な状態です。
本日(6月4日)はRBAの定例理事会がありますが、短期金利市場では、10%の短期金利の引き下げしか織り込んでおらず、今月に関しては、政策金利は据え置かれるとの見方が大勢です。また、最近の為替市場では、豪ドルは対米ドルに対して6%以上下落しており、一時期のような豪ドルの割高感は解消されつつあります。
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