2013/05/21 15:14 | 昨日の出来事から | コメント(2)
あっ! 鳥だ? 飛行機だ?! 安倍ちゃんマンだ!!
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あっ!鳥だ? 飛行機だ?! 安倍ちゃんマンだ!!
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おはようございます。
今週の英誌エコノミストの表紙は、安倍首相の顔が掲載されており、その姿は「スーパーマン」のようにも見えますし、かつて(1980年代に)流行した「俺たちひょうきん族」の「たけちゃんマン」を彷彿させるものとなっています。 表紙もさることながら、紙面では第1面で取り上げ、その後には4ページに亘り、特集を組むほどの力の入れようです。
しかしながら、その中身は、いきなり「1990年以降下落し続けていたソープランドの価格が初めて上昇しに転じた」とあまり感心しない書き出しであり、その内容も私達日本人であれば、誰でも知っている内容で、彼の生まれ故郷の毛利藩に伝わる「3本の矢」の逸話、更には、彼の祖父(岸元首相)が満州支配に大きくかかわった話が紹介されるなど、目新しさはありません。 しかしこうした話を通じて、彼が伝統主義、ナショナリズム主義者であることを言いたいようです。
その一方で、経済に関する政策は、読者の皆様もご存じのように、「3本の矢」の下、10兆円の財政出動、それまでの円高基調を転換させるほどの異次元の金融緩和政策、そしてTPPなどの積極的な成長戦略を打ち出したことで、円は30%以上の円安となり、日経平均も80%近くも上昇し、その結果、第1四半期のGDPは、3.5%の経済成長となりました。 英誌エコノミストは、「安倍政権が発足してまだ半年しかたっておらず、今後はどういった政権運営となるかまだわからないが、少なくともこの半年間の彼の業績はこれまでの歴代首相にはなかったことであり、後世に残るであろう」と高く評価しています。
そして、今後の政権運営の課題としては、以下の2つのポイントを繰り返し強調しています。
まず一つ目は、これから本格化するTPP等の規制緩和政策を進めてどこまで経済成長につなげることが出来るかであり、2つ目は、とりもなおさず中国や韓国との外交委問題です。
英誌エコノミストは、「安倍政権は、隣国との外交問題をこじらせることで、折角ここまで上げ潮ムードになっている日本の景気を台無しにすべきでない」としています。
それにしてもです。 話を最初の部分に戻しますか、一般的な公式の統計には出てこないソープランドの価格推移を20年以上の長期に亘り、しかも、これほど敏感なほどまでに価格の変化に気付く為には、相当通い詰めないとわからない筈ですが、、、、(朝から失礼しました!!)
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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2 comments on “あっ! 鳥だ? 飛行機だ?! 安倍ちゃんマンだ!!”
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その筋の経営者からのヒアリングなど、かも、です。
20年、強くなったのか、弱くなったのか、、、???
僕の叔父・・
A社の記者だった・・遊郭から出勤・・伝説の人・・
エコノミストの記者・・
円安でニンマリ・・
値上がりで・・相殺・・
渋い記事に・・ならざるを得ないか・・・(笑)