2013/04/17 14:52 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA、4月の定例理事会議事録から
昨日、4月2日に開催されたRBA定例理事会の議事録が公開されましたので、主な内容をご紹介したいと思います。
(1) 現在の豪経済は、一部に弱含みの業態がある一方で住宅部門において、住宅着工件数の増加、 緩やかな住宅価の上昇、更には投資用住宅物件の増加等に回復の兆しがみられる。 また、小売部門において、2013年初までは小売り売上高、消費者信頼感がこれまでの平均値よりも高い水準で推移していた。
(2) これまでの政策金利の引き下げ効果が経済全体に行き亘るまでには今しばらくの時間がかかると考えている。
(3) 最近になって鉱山部門以外の企業の設備投資が減退し、足元の景気指標もピークを打ちつつある。
(4) また、最近の豪ドル高にあってこれまでの鉱山部門の設備投資が一巡しつつあり、今後、更に経済が弱含み、必要と判断されるならば一段の金利引き下げも視野に入れる。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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